記憶力

2017年8月3日

おはようございます!
本日は三津田が担当致します!

 

8月に入り、暑い日が続きますね。。。
熱中症には気をつけましょう!

 

さて、本日は記憶力についてお話させていただきます!

 

歳をとると記憶力が衰えると考えている人は多いと思います

しかし、なんと記憶力は歳をとってもほとんど変わらないそうです…!

歳を重ねる毎にド忘れしてしまう事が多い様な気もしますが、
年齢と共に記憶している情報が増え、必要な情報を探すのに時間がかかっているからなのです

個人の記憶力はほとんど衰えないのですが、記憶力には個人差があります
厳密にいえば、記憶力を高める習慣がある人とない人がいます

 

20歳と高齢者をテストした結果、記憶力にはほとんど差がなかった

先ほどお話しした“年齢を重ねても、記憶力はほとんど落ちない”事実をくわしく説明します

まず、脳を動かす神経細胞の数は、
3歳以降はほぼ一定で、100歳になったとしてもほとんど変化しません
(アルツハイマーなどの脳の病気は除きます)

さらに、米タフツ大学のアヤナ・トーマス博士が行った実験は、
以下のように年齢を重ねても記憶力はほとんど変わらないことを証明しています

博士らは18~22歳の若者と、60~74歳の年配者を各64人集め、テストを行った
単語リストを覚えた後に、別の単語リストを見て、
どの単語が記憶した元のリストにあったかを言い当てる試験

「これはただの心理学の試験である」とだけ説明して試験を行ったところ、
若者・年配者ともに約50%で差がなかった
つまり、年齢によって脳は衰えていないというわけだ

ところが、試験前に「この記憶試験では、通常、高齢者のほうが成績は悪い」と説明したところ、
同じ試験にもかかわらず、年配者で約30%に低下した
(一方、若者の正解率は約50%で変わらない)

このように、まったく同じ条件で記憶力のテストをしても、年齢による結果の差はありませんでした

しかし、“高齢者のほうが成績は悪い”という情報を伝えると、
テストの結果にまで影響が出てしまうなんて不思議ですよね
年齢を重ねると記憶力が著しく低下するという思い込みこそが、
実際に記憶力を低下させる原因になっているのです

 

記憶は勉強や仕事以外の場面でも、日々増えていきます
私たちは無意識に記憶の力によって生活しているからです

たとえば、朝目が覚めて「何をしたらいいかわからない!」なんて状態にはならず、
顔を洗って身支度をして出かける準備をしますよね
これは、出かけるためにはどんな準備をするのか、脳が記憶しているからなのです
私たちが日常生活を送る上で、記憶はとっても重要なのですね

 

記憶は短期記憶と長期記憶に分類される

●短期記憶
一時的に保管されている記憶のこと
1ヶ月ほど経つと、ほとんど忘れてしまいます。

●長期記憶
長期間、保管されている記憶のこと
生きるために重要な情報や、出現頻度の高い情報は長期記憶になります
私たちは、日々多くの情報にふれていますが、それらをすべて覚えることは不可能です
そのため、新しい情報はまず短期記憶として保管され、その後重要なものだけが長期記憶として保管されるのです

 

短期記憶のなかから長期記憶にする情報はどう選ばれているのでしょうか?

その役目を果たしているのが、脳の「海馬」という器官
海馬とは、長さ4cm・太さ1cmほどの大きさで、左脳・右脳にそれぞれ存在しています

海馬が、短期記憶を長期記憶にする情報は、
生きていくために必要だったり、登場頻度が高かったりするものです

たとえば、お酒がまったく飲めない体質の人が、
そのことを決して忘れないのは、お酒を飲むことが生命に関わるからです

このように、私たちが不自由なく生活するために、
海馬は人知れず働いてくれているのです

 

ではでは、今日はこの辺で失礼致します