2017年1月26日
おはようございます!
本日は三津田が担当致します!
寒い日が続きますね~
先日は雪や雹が降ってましたね><
寒さで体調をくずされる方も多いので、
お身体を冷やしてしまわない様に気を付けましょう◎
さて、
今日は前回の続きです
幹細胞は、毛穴の中にある「バルジ領域」と呼ばれる空間で生きています
この中では以下のふたつの選択肢が与えられます
1.自分の分身(コピー)を作る
「バルジ領域」から出ていかず、自分の分身を作ります
つまり、バルジ領域にいる幹細胞が減らないよう、増殖を繰り返します
2.成長して別の細胞になる
「バルジ領域」から出て、髪の毛をオトナにするべく、髪を成長させたり、
髪の色を染める細胞として旅立ちます
ちなみに、髪を成長させる幹細胞を「毛包幹細胞(もうほうかんさいぼう)」と呼び、
髪の色を染める幹細胞を「色素幹細胞(しきそかんさいぼう)」と呼びます
髪の毛には「毛周期」と呼ばれるライフサイクルがあって、
そのライフサイクルを繰り返すことにより、髪の状態は常に更新されています
この毛周期は以下の3つの時期に分かれます
1.成長期
髪の毛がぐんぐん伸びる時期です
2~7年続きます
2.退行期
髪の毛の根元が枯れていく時期です
2~3週間続きます
3.休止期
次の髪の毛の成長期をじっと待つ時期です
3~4ヶ月間続きます
黒い髪の毛が作られる「成長期」は2年~7年で終わりを告げ、
その次は、髪が生え替わる「退行期」に入ります
退行期に入ると、今まで協力して黒い髪を作り続けてきた毛母細胞と色素細胞は役割を終えます
そして、徐々に働きが鈍くなっていき、最後には消滅してしまいます
そのため、退行期になると髪の毛は伸びなくなります
そして、退行期の後にやってくる「休止期」では、
毛球部にあった髪を作る細胞がなくなってしまいます
そのため、髪の毛の根元が毛球部から外れて、
自然と髪がスルっと抜けることになります
サイクルが乱れる原因は大きく分けて、ふたつに分かれます
1.髪の赤ちゃんである「幹細胞」がおかしくなる
2.オトナになった幹細胞「毛母細胞」と「色素細胞」がおかしくなる
これらの異常は、栄養不足や睡眠不足、血行不良などによっても発生します
不規則な生活を送っている方は気を付けるようにしましょう◎
1.アミノ酸、ビタミン、ミネラルを積極的に摂り、栄養バランスを大事にする
2.1日6~8時間の睡眠時間を確保し、睡眠不足を防ぐ
3.頭皮のマッサージをおこなうことで、頭皮の血行を促進する
4.タバコやストレスなどを避ける
ではでは、
今日はこの辺で失礼致します