低血糖③

2017年12月7日

おはようございます!
本日は三津田が担当致します!

 

一気に気温が下がってきましたね><
お風邪などひかない様に、
暖かくして過ごしましょう~

さて、本日も低血糖についてです

 

低血糖症になりやすい体質

低血糖症の多くは糖質の多い食生活に起因しますが、
先天的な要素がある場合ではより発症しやすい傾向があります

同じような食生活をしても低血糖症になる人とならない人がいるようです

脂質代謝研究で有名な米国のバリー・シアーズ博士によると、
全人口の25%は炭水化物に非常に敏感で、
いつでも炭水化物に過剰なインスリンの反応を起こすと報告しています

そして別の25%はその逆で、精製された炭水化物を食べてもインスリンが過剰に分泌されることはなく、
低血糖症になることも、肥満になることも無いようです

残りの50%は両者の中間で、炭水化物に正常な反応を示すけれども、
炭水化物の質によってはインスリンのレベルを上昇させることがあるということです

ということは、人口の半分以上の人たちは糖分の取り方に気を付ける必要があるということになります

低血糖症は過食の引き金になるだけでなく、

慢性疲労(何となく具合が悪い、疲れやすい、朝から疲れる、冷えなど)、
精神症状(イライラ、キレる、無気力、不安など)、うつ病、パニック障害、統合失調症、
PMS、肥満・メタボリックシンドローム、糖尿病など

いわゆる生活習慣病の原因にもなり得、
このような疾患が現代に増えていることも理解できます

血のつながったご家族に糖尿病の方がいる場合では、
血糖調節に異常をきたしやすい遺伝的な素因があると考えられ、
低血糖症を起こしやすいといえるでしょう
そして低血糖症は、消化、吸収、調節、代謝のいずれの機能が障害されても起こり、
以下が考えられます

栄養欠損(先天的に消化機能が弱い、ピロリ菌の感染、食生活の偏りなど)
腸内環境の悪化
貧血または潜在性の鉄欠乏
先天的または後天的なすい臓機能の障害
自律神経失調症(栄養欠損で起こりやすい)
甲状腺機能障害(血糖の調節異常を起こしやすい)
先天的なビタミン依存体質
ストレスに弱い
アルコール・煙草・カフェインの過剰摂取

 

血糖値を上げるホルモン

血糖値を下げるホルモンはインスリンしかありませんが、
血糖値を上げるホルモンはなんと7つも用意されています

その中でもアドレナリンとノルアドレナリンは、精神的な強い症状を引き起こすのが特徴です
アドレナリンとノルアドレナリンはドーパミンと一緒に、カテコールアミンとも呼ばれます

アドレナリンは「攻撃ホルモン」と呼ばれ、血糖値を上げるためだけでなく、
強いストレスにさらされたときにも副腎髄質から大量に分泌されます

低血糖時に副腎髄質ホルモンの変動によって生じる精神症状
・アドレナリン
イライラ、キレる、怒り、憎しみ、敵意、暴力、完璧主義、異常な(体重への)こだわり、不眠など
・ノルアドレナリン
不安、うつ、落ち込み、恐怖感、焦燥感、自殺観念、脅迫観念、悪夢、不眠、パニック障害など

強いストレスを受けていないのに、突然わけも分からずイライラしたり、悲しくなったり、キレたりすることが大きな特徴です
たとえば、空腹になると人が変わったように怒りだしたかと思うと、なにかを食べるとケロッと治まることはよくあります
月経前のイライラや憂うつ(PMSまたはPMDD)も、同様です

青少年の攻撃的な犯罪や非行には、アドレナリンが深く関係していると指摘されています

うつやパニック障害の方では「死にたい」という気持ちが強くなり、
発作的に飛び降りやリストカットに及ぶのはノルアドレナリンの影響が非常に強いためです

このように血糖値を上げるためにアドレナリンやノルアドレナリンが大量に分泌されると、
人の感情や行動に大きな影響を与え、人格すらも変えてしまうのです

脳は体全体の血糖の20~30%を消費するため、低血糖状態では脳を守るため「強い眠気」に襲われます
低血糖時では、生命維持に関わる『爬虫類の脳(第一の脳)』と呼ばれる脳幹に優先的にブドウ糖が分配され、
高度な機能を司る『人の脳(第三の脳)』と呼ばれる大脳皮質には届かないため、人間的な理性のある判断はできなくなります

その一方で、血糖値を上げるために分泌されたアドレナリンやノルアドレナリンが、
情動を司る『馬の脳(第二の脳)』と呼ばれる大脳辺縁系を刺激し動物的な感情的興奮を引き起こします

アドレナリンやノルアドレナリンがメチル化されて「アドレノクロム」「ノルアドレノクロム」となりますが、
これらは数種類ある幻覚物質の一つで幻聴や幻覚の原因となることがあります

ナイアシン(ビタミンB3)は、メチル化の予防に非常に効果が期待できることが分かっています

ではでは、今日はこの辺で失礼致します