鼻血

2016年3月18日

こんにちは!
本日は三津田が担当致します!

段々と暖かくなってきていますね~

今日から明日は雨予報になりますので
お足元にはお気を付け下さいね!

さて、
花粉などで鼻の粘膜などがやられている方もいらっしゃると思います

今日は鼻血についてお話させていただきます

hanadi

大人になるとあまり出ない方が多いと思いますが、
急に鼻血が出た場合、鼻血を止めようとして、頭を上に向けたり、
安静にしようと横になったりしていませんか?
実はその方法は危険なのです

なぜなら、上を向いたり横になったりすることで、
血が喉へと流れてしまうから
すると、固まった血が喉をふさいで窒息する危険があったり、
胃の中で血が固まって吐いてしまったりする事があります

鼻血の正しい止め方

鼻血を止める時は、まず、鼻の穴にガーゼやコットンを詰めてから、
小鼻をしっかりとつまみます
この状態のまま少しうつむき、“考える人のポーズ”をして、
15分間動かない様にしましょう

このポーズをすれば、ほとんどの鼻血を止める事が出来るそうです

頭がうつむくため血が喉に流れることはありませんし、
小鼻をつまむ事で、「毛細血管」を圧迫出来るからです

鼻血のほとんどは、病気などが関係ない一時的な出血

日本人の60%は鼻血を経験したことがあるといわれています
子供時代に鼻血を経験した人は多く、子供は鼻をほじったり、
鼻を強くかむことが多いため、鼻血が出やすいのです

鼻血が出たとしても、すぐに血を止められれば問題ありません
何故なら、鼻血のほとんどは、病気などが関係ない一時的な出血だから

しかし、なかには大量に出血してしまったり、
病気やケガが原因となっている鼻血があります
その場合は、自力で鼻血を止める事が難しい為、
病院に行く必要があります

しかし、自分の鼻血が危険かどうかは判断出来ないと思います
鼻血が出るメカニズムを知り、危険な鼻血とはどんなものかをご紹介致します

鼻血の出血する場所について

1.キーゼルバッハ部位の毛細血管

鼻血の約80~90%は、キーゼルバッハ部位からの出血です

キーゼルバッハ部位とは、鼻の入口から1~2cm付近にあり、
毛細血管がたくさん通っている粘膜の薄い場所を指します
この場所は鼻の穴の入口に近いため、外部からの刺激を受けやすく、
その刺激によって毛細血管が傷つくことがあります
その結果、毛細血管から出血してしまい、それが鼻血になるわけです

このキーゼルバッハ部位からの出血のほとんどは、
小鼻をつまみ、毛細血管を圧迫すれば止めることが出来ます

2.鼻の奥の太い動脈

鼻血の約10~20%は、鼻の奥にある太い動脈の血管が切れることによる出血です

動脈は毛細血管に比べて太く、血液が多く流れています
その為、一旦動脈が切れてしまうと、大量に出血し、
自分で血を止めるのが難しい場合があります
最悪のケース、入院や手術などが必要になる場合もありますので、
大量に出血した後、15分以上経っても鼻血が止まらない場合は、
すぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう

血管が傷つく大きな原因は、鼻のかみ過ぎや、暑さによる拡張
血管が傷つく大きな原因は、鼻をかみ過ぎたり、いじり過ぎるなどの、外部からの刺激です
風邪をひいた時や、鼻への刺激が増えやすい花粉症の季節には、鼻血は出やすいです

また、暑さによっても血管は切れやすくなります
なぜなら、暑さが血管を拡張させてしまうから
暑い夏にも鼻血は出やすいそうです

病気が原因で起こる鼻血

血管がもろくなる病気

「高血圧」や「動脈硬化」などの病気は、血管がもろくなるために血管が切れやすくなります
キーゼルバッハ部位からの出血であるケースが多いですが、
まれに鼻の奥の動脈から出血することもあります

高血圧や動脈硬化の方が鼻血を出した時は、
まずは“考える人のポーズ”で止血してみましょう

鼻血が出たことに慌ててしまうと血圧がさらに上がってしまい、余計に出血してしまいます。。。
落ち着いて止血して下さいね

15分以上経っても止血ができない場合は病院に行きましょう

血が止まりにくくなる病気

「血友病」や「白血病」などの病気になると、血が止まりにくくなります
そのため、一度鼻血が出てしまうとなかなか止血ができません

これらの病気は、身体の至るところで出血しやすいため、
鼻血だけでなく、歯茎などからも出血します
症状に心当たりがある方は、なるべく早く内科を受診してください

鼻の粘膜に負担がかかる病気

「鼻中隔湾曲症」になると鼻の粘膜に負担がかかり、
ちょっとした刺激でも鼻血が出やすくなります

鼻中隔湾曲症とは、左右の鼻の穴を隔てている「鼻中隔」
という壁が曲がっている症状を指します

この症状が重くなると、左右の鼻を通る空気の量に大きな差がでます
空気の出入りが多い方の鼻の粘膜に負担がかかるため、
片方の鼻から鼻血が出やすくなるんです

鼻中隔湾曲症は耳鼻咽喉科で手術することで
症状が解消される可能性があります

腫瘍ができる病気

「上顎がん」や「上咽頭繊維腫」などの病気は、
鼻の奥に腫瘍ができる病気です

上顎がんとは、鼻の奥の空洞部分にできる悪性腫瘍のことで、
中高年の患者さんが多いです
上顎がんになると、片方の鼻だけが鼻づまりになったり、
黒ずんだ血が混ざった臭い鼻水が出たりします

また、上咽頭繊維腫は鼻の奥の空洞部分にできる良性腫瘍のことで、
10~18歳の若い男性がかかりやすい病気です
上咽頭繊維腫になると、鼻血を繰り返したり、鼻づまりがひどくなったりします
さらに症状が進行すると出血量が増えるだけでなく、
中耳炎を起こし、音が聞こえづらくなったり(難聴)、眼球が突出するなどの症状が出ます

鼻血が出た際にしっかり対処して
病気などが疑われる場合は早めに受診しましょう~

ではでは、
今日はこの辺で失礼致します