小脳

2016年3月16日

おはようございます西山です。

今日も人間の脳のお話。
今回は小脳です!

小脳の構造

小脳は脳の後ろ側にぶら下がる、
ような感じでくっついています。

小脳の構造も大脳と似ていて、
小脳皮質と白質からなります。

小脳はその名のとおり、
大脳よりも小さいですが、
大脳同様表面がしわしわになっていて、
その量は大脳よりも多く細かいです。

どれくらい細かいかというと、
しわをそれぞれ伸ばして広げたら、
なんと小脳の方が大脳の2倍も大きいんです!

しかも大脳の神経細胞は約140億個ですが、
小脳の神経細胞は約1000億個あります。
桁が違いますね(笑)

小脳は大脳よりも大きさは小さいですが、
ギュッと中身が詰まった脳なんです!

小脳の役割

これだけの凄いポテンシャル
をもっている小脳ですが、
大脳と比べるとその役割は、
地味なものだと思われていました。

昔はある特定の役割しか担っていない
といわれていたくらいです。

でも最近では新たな研究成果がどんどん発表され、
それによって小脳の働きも、
多くのことに関与していることがわかってきました!

運動機能の調整

これは昔から言われていた小脳の働きですね。

人間が立ったときに倒れずまっすぐ立てるのは、
小脳の働きによってバランスが保たれているからです。

また指先を使った作業など、
細かな作業を行うのも小脳の働きによるものです。

昔は小脳の役割といえば、
これだけだと思われていました。

体で覚える

近年の研究によりいわゆる「体で覚える
というのは「小脳が記憶する
ということだというのがわかってきました。

我々が何も考えずにできる行動は、
全て小脳が覚えているからこそできるのです。

例えば自転車に乗るという行動。
これは生まれながらにして、
人間ができる行動ではありません。

自転車に乗るという行動を、
小脳が記憶して初めて、
自転車に乗れるようになります。

逆に一旦自転車に乗ることを、
小脳が覚えてしまえば、
何も考えなくても乗れるようになります。

それは小脳が自転車に乗る方法を記憶したからです。
こういうことが近年判明してきました。
こうして考えると、
大脳が「有意識」を担っているのに対し、
小脳は「無意識」を担っている、
と言えるかもしれませんね。

大脳の思考をコピーして記憶する

例えば同じ事を何度も繰り返し行っていると、
やがて何も考えなくてもできるようになる、
ことってありますよね。

同じ漢字を何千回も書いていると、
やがて思い出そうとしなくても、
書けてしまうとか。

それは本来大脳が記憶しているべきものを、
小脳がコピーして記憶しているからだと考えられています。

こうなると大脳でじっくり考えて、
結論を導き出すような事柄を、
小脳の記憶から結論を、
導き出したりできるようになるのです。

人間がとっさの判断が下せるようになるのも、
このコピー能力があるからだと言われています。

というわけで今日は小脳について、
お話させて頂きました。
本当人間の脳って奥が深いですね。
また次回も脳について学んでいきましょう!

ではまた☆

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