2017年3月10日
おはようございます!
本日は三津田が担当致します!
また風が冷たい日が続きますね><
早く春になってほしいものです!
さて、
今日もしゃっくりのお話
今回で終わりです~
しゃっくりにはいくつか種類があり、持続時間によって分類することができます
特に注意が必要なのは48時間以上続くしゃっくり
48時間以上続くときは、病気が原因のしゃっくりである可能性が高いので、
なるべく早く病院に行くようにしてください
1.吃逆発作(きつぎゃくほっさ)
吃逆発作は、48時間以内でおさまる良性のしゃっくり
ほとんどのしゃっくりは、この吃逆発作にあたります
吃逆発作が起きる主な原因としては、
早食いをしたり、大笑いをしたりすることで、刺激された事です
また、延髄をコントロールしている脳が疲れているとき、
つまりストレスを感じていたり疲労していたりする時にも、しゃっくりが起こりやすいです
ただ、この吃逆発作は、放っておいても数分したら止まることがほとんどです
ただ、しゃっくりが48時間以内でおさまったとしても、
寝ている時にしゃっくりが原因で目を覚ますときは、病気が関係している恐れがあります
2.持続性吃逆(じぞくせいきつぎゃく)
持続性吃逆とは、48時間以上1ヶ月以内でおさまるしゃっくりのことです
ここまでしゃっくりが続く場合は、
病気やストレスなど何らかの原因が引き金となって起こっている可能性が高いです
3.難治性吃逆(なんじせいきつぎゃく)
難治性吃逆とは、1ヶ月以上続くしゃっくりのこと
長い場合は、1年~2年もの長期に渡ってしゃっくりが続くこともあります…
このしゃっくりは、病気やストレスなどが原因で起こっているしゃっくりです
48時間以上続くしゃっくりは病気が関係している可能性が高く、
しゃっくりが長く続くと、安眠することができないので体への負担も大きくなってしまいます
そのため、病気が原因のしゃっくりの場合は、なるべく早く原因となる病気を特定することが大切!
では、どんな病気が原因となるのでしょうか?
1.横隔膜系しゃっくり
胃や食道などの消化器系の病気になっている場合に横隔膜が直接刺激されて、しゃっくりが起こります
具体的には、「胃がん」「食道がん」「胃潰瘍」「逆流性食道炎」などの病気です
2.中枢神経系しゃっくり
脳や脊髄を含む「中枢神経」が刺激されて、しゃっくりが起こります
このしゃっくりは、脳の病気やアルコール中毒が原因で中枢神経が刺激され、
横隔膜が急速に収縮することによって起こります
特徴としては、しゃっくりの間隔が短く、止まりにくいことです
また、しゃっくりだけでなく、頭痛や吐き気などの不調を伴うこともあります
具体的には、「脳出血」「脳梗塞」「くも膜下出血」「脳腫瘍」
「多発性硬化症」「髄膜炎」「脳挫傷」などの病気です
3.末梢神経系しゃっくり
中枢神経から伸びる「末梢神経」が刺激され、起こるしゃっくりです
横隔膜が関連している末梢神経は、食道などの消化器系や肺などの呼吸器系、
心臓などの循環器系の器官の近くを通っています
そのため、それぞれの病気により横隔膜が刺激されることがあります
具体的には、「気管支炎」「喘息」「肺炎」「心膜炎」「心筋梗塞」などの病気です
また、しゃっくりは、
タバコなどの嗜好品や薬などの強い刺激が原因で起こることもありますよ
ではでは、今日はこの辺で失礼致します